2022年度 安 全 宣 言
安 全 宣 言
第95回全国安全週間が7月1日から7月7日まで実施される。
当地域の労働災害は長期的に見れば減少しているものの、昨年の休業4日以上の死傷災害は439件となり、前年に比べ47件、12.0%の大幅な増加となっている。災害の種類を見ると転倒災害、墜落・転落災害、挟まれ・巻き込まれ災害が全体の半数以上を占めている。また、60歳以上の方の労働災害が約3割を占めている。
これら災害は、事業者が行う対策だけではその防止が困難であり、労使がゼロ災害への思いを共有し、ともに労働災害防止のためのルールを徹底し、そのための余裕を持った業務体制を共同の力で築き上げていくことが重要である。
本年度の全国安全週間は、
安全は 急がず焦らず怠らず
をスローガンのもとに展開される。
2050年カーボンニュートラルを目指しながら、私たちは本週間を契機として、経営トップによる安全への所信表明、安全パトロールによる総点検の実施などを通じて労働災害防止の重要性についてさらに認識を深め、それぞれの職場において、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底しながら安全活動を着実に進め、災害のない安全な職場づくりに取り組む。
2022年度全国安全週間に当たり宣言する。
2022年6月2日
全国安全週間準備講習会参加者一同